がん末期でお悩みならクリニックC4。末期がん、多発転移でもクリニックC4のトモセラピーなら治療の可能性があります。

〒151-0062 東京都渋谷区元代々木町33番12号

当院のがん治療

当院のがん治療  - 放射線増感とがんの分子生物学 -  - 放射線増感とがんの分子生物学 -

トップページ >> 当院のがん治療 - 放射線増感とがんの分子生物学

当院の治療実績

放射線増感(重粒子線治療・放射線増感剤)

リニアックのX線や電子線を用いた放射線治療は、大きく育ったがんや悪性黒色腫、種々の肉腫などがんの種類によっては効きにくいことがあります。
X線や電子線ががん細胞に与える効果の内、放射線が直接がん細胞のDNAなど生体高分子に障害を与える直接作用は1/3で残りの2/3は周囲の水分子との化学反応で生まれたフリーラジカルによる間接作用になります。
放射線に抵抗力のあるがんの多くは内部の酸素が欠乏しており間接作用に必要なフリーラジカルを保てないことがその原因となっています。

これらに対処するために重粒子線治療や放射線増感剤(Radiosensitizer)が用いられています。
重粒子線はがん細胞のDNAに与える直接作用が非常に強いため酸素の有無によらず治療効果が得られます。

一方で放射線増感剤は通常の放射線治療と併用することでがん細胞の放射線に対する感受性を上げます。
現行の一般的な放射線増感剤はがん内部に不足している活性酸素を補い間接作用による治療効果を十全に発揮させます。
このタイプの放射線増感剤には過酸化水素などが用いられます。

がんの分子生物学

近年の分子生物学の研究成果からがん細胞の特定のタンパク異常と幹細胞性が放射線による治療を妨げる要因になっていることが判ってきました。

一般にタンパクの異常はその原因遺伝子に異常があるからと考えられてきましたが、最近では遺伝子そのものに異常がなくてもタンパクを作る過程(転写)に問題がある場合には異常なタンパクが生じると考えられています。
特に癌抑制遺伝子タンパクの異常が存在する場合、放射線被曝で生じた細胞内環境の変化に反応して細胞を自滅に追い込む(アポトーシス)機構が作動できず、癌細胞が生き残ってしまうことが考えられます。

また、幹細胞性をもった癌細胞は放射線や抗がん剤によって与えられた障害を軽減し生残する働きをするだけでなく、新たな転移の源となることがわかっています。