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緩和ケアの入院費用は1日あたりいくら?

緩和ケアの入院費用は1日あたりいくら?

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緩和ケアには、治療中のクリニックに入院する・緩和ケア病棟に入院する・通院する・または訪問看護を受けるという選択があります。
その際、いちばん気になるであろうことは「費用がいくらかかるか」でしょう。ここでは、緩和ケアの入院に掛かる費用をわかりやすくまとめてみました。

緩和ケアで入院するとどのくらい費用がかかるの?

緩和ケア病棟の入院費用は、実費の場合、1日約50,000円と食事代(1食あたり460円)。3割負担の健康保険の場合、1日約15,000円+食事代(1食あたり460円×3食=1,380円)で、合計約16,380円/日となります。
これは入院にかかる費用ですので、治療代、薬代、緩和ケア診察費は別途必要となり、テレビや冷蔵庫の利用費がかかる場合もあります。

4人以上の合部屋の場合はベッド代が無料のところが殆どですが、特別療養環境室と呼ばれる個室の場合は保険がきかないため、いわゆる差額ベッド代がかかります。
個室をランク分けしている病院もあり、テレビはもちろんのこと、個室内にトイレやシャワーがあったり、ソファー・流し台・クローゼットなど、充実した設備を備えた個室がある場合も。
ただし、特別豪華な個室の場合、室料が1日10万円以上かかることもあります。
室料は病院が自由に決められるため、費用には開きがあります。入院を検討している病院があれば、直接問い合わせてみましょう。

ちなみに、1日にかかる差額ベッド代の全国平均は以下のとおり。1日2泊の場合は2日分かかりますので注意が必要です。

・1人室/8,018円
・2人室/3,044円
・3人室/2,812円
・4人室/2,562円

※参照:厚生労働省 中央社会保険医療協議会(令和2年9月16日)「主な選定療養に係る報告状況」

入院・通院・在宅、それぞれの緩和ケア費用例

緩和ケアは、入院はもちろん、それ以外の形態でも受けることが可能。主に以下の3パターンになります。

治療中のクリニックに入院して緩和ケアを受ける場合

一般病棟でがんの治療と並行して緩和ケアを受ける場合、治療費のほかに緩和ケア診療として1日3,900円がかかります。医療保険が適用されますので、3割負担の場合は1日1,170円、1割負担の場合は1日390円になります。

それ以外にかかる費用は、食事代1食460円・書類の作成の文書料・テレビや冷蔵庫の利用費・パジャマ・タオル等を借りた場合はレンタル料など。
多人数の部屋は室料無料の場合が殆どですが、個室の場合は医療保険適用外となり、差額ベッド代がかかります。

治療中のクリニックで緩和ケアを受ける場合は、がん治療の治療と並行して厚生労働省の認可を受けた緩和ケアチームが緩和ケアにあたり、それぞれの専門分野で連携を取りつつ対応してくれます。
主治医が代わることなく治療を続けることも可能なので、患者の負担や不安も軽減されるのではないでしょうか。

緩和ケア病棟に入院して緩和ケアを受ける場合

緩和ケア病棟に入院して緩和ケアに注力する場合、1日の医療費は定額制ですが、入院期間によって費用が変わってきます。
医療保険が適用されますので、3割負担か1割負担かによっても費用が変動します。

・入院30日以内の場合
実費:1日あたり52,070円または49,700円
3割負担:1日あたり15,621円または14,910円
1割負担:1日あたり5,207円または4,970円

・31日以上60日以内の場合
実費:1日あたり45,540円または45,010円
3割負担:1日あたり13,6621円または13,503円
1割負担:1日あたり4,554円または4,501円

・61日以上の場合
実費:34,500円または33,980円
3割負担:1日あたり10,350円または10,194円
1割負担:1日あたり3,450円または3,398円

※施設内容により費用が異なる

厚生労働省の認可を受けた「ホスピス」と呼ばれる緩和ケア病棟でのケアは、痛みや苦しみ、不快な症状を軽減する目的での入院です。
緩和ケアの専門家が常駐していますので、安心して過ごすことができますし、個室が多く、家族も一緒にくつろげるスペースが確保されていたりと、なるべく日常を再現するように工夫している病棟が多いのだそう。
最近では痛みがひどい時には入院し、症状が落ち着いているときには自宅療養というケースも増えてきています。

通院や訪問看護で緩和ケアを受ける場合

通院の場合の医療費としては、診察料・検査料・医療費の自己負担分と薬代がかかります。
訪問看護の場合の医療費は、診察料・医療費の自己負担分と薬代のほかに管理療養費・基本療養費がかかり、状態によっては難病等複数回訪問加算や24時間対応体制加算などがかかる場合もあります。

<訪問看護の概算費用例>

・3割負担の場合
週1回訪問/約15,000円
週3回訪問/約40,000円
週5回訪問/約60,000円

・1割負担の場合
週1回訪問/約5,000円
週3回訪問/約13,000円
週5回訪問/約20,000円

※衛生材料費や交通費などは医療保険適用外になります。
※医療保険適用の医療費は高額療養制度の対象になります。
※訪問看護は医療保険での利用であれば高額療養制度合計対象となることがあります。

通院や訪問看護で緩和ケアを受ける場合、診療所や訪問介護ステーションが緩和ケアの担い手となります。
住み慣れた生活空間で過ごすことができますので、ストレスを減らし、おだやかに過ごすことができるのが一番のメリットといえます。

緩和ケアの入院費用の軽減制度

入院療養に関しては、各保険者に申請して「限度額適用認定証」を受け取り、それを入院前に提出することで高額医療費負担限度額までの負担となり支払い額が減額される「高額療養費制度」が設けられています。

・70歳未満
年収約1,160万円以上……252,600円+(総医療費―842,000円)×1%
年収約770~1,160万円……167,400円+(総医療費―558,000円)×1%
年収約370~770万円……80,100円+(総医療費―267,000円)×1%
年収約370万円以下……57,600円
低所得者(住民税非課税世帯)……35,400円

・70歳以上
年収約1,160万円以上……252,600円+(総医療費―842,000円)×1%
年収約770~1,160万円……167,400円+(総医療費―558,000円)×1%
年収約370~770万円……80,100円+(総医療費―267,000円)×1%
年収約156~370万円……57,600円
低所得者1(世帯全員が住民税非課税)……24,600円
低所得者2(世帯全員が住民税非課税/所得が一定以下)……15,000円

高額療養費制度は自己申請ですので、加入されている保険者への自主的な申請が必要です。
国民健康保険組合の場合は各役所の国民健康保険課、組合健康保険の場合は各組合の健康保険事務所、全国健康保険組合の場合は協会の各都道府県支部で申請となりますので、忘れないよう対応しましょう。

※参照:緩和ケアnet 緩和ケアの医療費について(特定非営利活動法人 日本緩和医療学会)

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