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がん以外にも緩和ケアは可能?

乳がんの検査方法や痛みを和らげる緩和ケアについて

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乳がんの早期発見には定期的な乳がん検診が必須

乳がんを発見するための自己診断の方法がネット等などで見られますが、自己診断で乳がんを早期発見することは、ほぼ不可能です。
もちろん、実際に自分で触って「しこり」を発見する方はいますが、自己診断で「しこり」を発見した時点では、すでに乳がんは直径2cm以上(ステージ2)になっていることが少なくありません。ちなみに乳がんは直径1cmになるまでに約8.8年かかり、その間に、がん細胞は他の組織まで転移している可能性があると言われています。転移している場合、治療の難度が上がることは言うまでもありません。
なお乳がんは、「しこり」が生じる前の「ステージ0」で早期発見できた場合、10年後の生存率はほぼ100%。「ステージ0」の乳がんを自己診断で発見することは困難なので、早期発見の段階で治療を進めるためには、定期的な乳がん検診を受けることが必須となります。

乳がんの検査方法

乳がんを早期発見するための病院での検査方法について、主なものを5種類ほど見てみましょう。

問診

問診とは、医師によるヒアリングです。自覚症状の有無、病歴、服薬履歴、体質、遺伝的要素の心当たり等が確認されます。

視触診

視診により、左右の乳房の大きさの比較、乳房や乳頭の異常の有無、乳房のくぼみや発赤、乳首の陥没などを行います。また触診により、左右の乳房やワキの下、首のリンパ節の異常の有無を確認します。

マンモグラフィー

乳腺や乳房専用のレントゲン検診「マンモグラフィー」により乳房を撮影し、乳がんの有無を確認します。視触診や後述する乳腺エコーで発見できないような超早期の乳がんの発見に、マンモグラフィーは有効です。

乳腺エコー

皮膚にゼリーを塗り、超音波を照射しながら乳がんの有無を画像で診断します。マンモグラフィーと併せて受けることで、より検査の精度が上がります。

乳房造影MRI検査

マンモグラフィーや乳腺エコーでは病変を特定することができず、また画像検査と病理検査との結果が一致していない場合には、乳房造影MRI検査を行います。乳がんの手術前に必須とされる検査でもあります。

乳がんの治療方法

乳がんの主な治療方法として、手術、化学療法(抗がん剤治療)、放射線治療の3種類があります。それぞれの概要を見てみましょう。

手術

病巣部分を中心に乳房を部分的に取り除く「温存手術」と、乳房を広範囲に取り除く「乳房切除術」の2種類があります。1980年中ごろまでは「乳房切除術」が一般的でしたが、近年、早期発見の場合には「温存手術」が採用されることが一般的です。
乳がんからリンパに転移している場合には、該当するリンパ節を全て摘出する「リンパ節郭清術」が行われることがあります。

化学療法(抗がん剤治療)

手術の必要性が低い時や、手術後に残っている可能性があるがん細胞を死滅させる時には、一般に化学療法(抗がん剤治療)が行われます。また、乳がんからの遠隔転移がある時や再発してしまった際などにも、化学療法が行われます。手術前に、少しでも病巣を小さくしておく目的で化学療法が行われることも珍しくありません。
化学療法には、錠剤などの飲み薬タイプと、体に直接薬剤を注入する注射・点滴タイプの2種類があります。

放射線治療

手術後の再発予防、手術が困難な進行した乳がん治療、高齢や合併症などで手術も化学療法も困難な乳がん治療、手術後の転移に対する治療、骨転移などの痛みの除去などを目的に、放射線治療が行われることがあります。
通常、「週5回×5週間前後=25回」の放射線治療を受けることになります。

その他の治療

化学療法(抗がん剤治療)と同じ薬物療法に属する治療法として、分子レベルでがん細胞をターゲットにする「分子標的治療」、女性ホルモンのエストロゲンの生産を抑える「ホルモン療法」などがあります。

治療の合併症としてリンパ浮腫が起こることがある

リンパ節の切除手術や放射線治療、一部の薬物療法などの影響により、リンパ浮腫が発生することがあります。治療部位周辺の皮膚の下にリンパ液が溜まり、むくんでしまう症状がリンパ浮腫です。
リンパ浮腫が現れると、むくんだ場所が重くなったり関節を曲げにくくなったりなど、日常生活に支障が生じることがあります。治療法はありますが、簡単に治る症状でもありません。
症状緩和のためには、リンパドレナージ、圧迫療法、圧迫下での運動療法、スキンケアなどが有効とされています。

緩和ケアとは

緩和ケアとは、積極的な治療では完全治癒が見込めない患者に対し、残された余生のQOL(生活の質)の向上を目的に、体だけではなく心も含めて多面的に行うケアのこと。ホスピスなどの施設に入院して行われる緩和ケアの他、生活拠点を自宅に置きながら通院して行われる緩和ケアもあります。

他の種類のがんに比べると予後良好とされる乳がんですが、中には、症状が進行して他の組織に転移し、治療が困難となる患者もいます。いわゆる末期と呼ばれる状態です。
末期と診断された患者の選択肢は2つ。引き続き可能な限りの治療を続けるか、または緩和ケアへと移行するかです。

がん診療連携拠点病院・がん相談支援センターとは

緩和ケアを希望する方の相談窓口は、全国にある「がん診療連携拠点病院」になります。具体的には、「がん診療連携拠点病院」の中にある「がん相談支援センター」が直接的な相談窓口となります。なお「がん診療連携拠点病院」では、緩和ケアの相談だけではなく、緩和ケアそのものも行っています。
入院患者を受け入れて緩和ケアを専門的に行っている施設は、2017年12月現在で全国に382ヶ所。今後、より多くの専門施設が展開されることが期待されています。

緩和ケアチームとは

緩和ケアを提供している専門スタッフを総称して「緩和ケアチーム」と呼びます。病院によって「緩和ケアチーム」を構成するメンバーは異なりますが、一般には次のようなスタッフがチームとなり、患者一人ひとりに緩和ケアを提供します。

医師

主治医の他、末期がんに伴う体の苦痛を和らげる緩和ケア医、心の苦痛を和らげる精神科医などがチームメンバーとして対応しています。

看護師

患者の体と心、および日常生活全般を看護師が支援します。病院によっては、がん看護専門看護師や緩和ケア認定看護師がケアにあたることもあります。

歯科医師

治療の副作用による口腔トラブル全般を予防・改善し、歯科医療の立場から患者のQOL向上のサポートを行います。

薬剤師

服薬方法の工夫をアドバイスしたり、痛みを緩和させるための薬の相談に応じたりなど、患者に使用する薬全般に関して緩和医療の視点からサポートします。

臨床心理士

末期がんに対する心の不安、落ち込みなどを和らげるため、心理的な側面から患者をサポートします。患者の家族に対する心のケアも行います。

理学療法士

がんの進行によって体が動かしにくくなった患者に対し、リハビリを専門とする立場から、残された機能を最大限に使って日常生活を遅れるよう支援します。作業療法士や言語聴覚士がケアに入ることもあります。

管理栄養士

体や心の問題で食べる機能・意欲が低下している患者に対し、少しでも美味しく食事を楽しめるよう様々なアドバイスを行います。

ソーシャルワーカー

緩和ケアに伴う経済的な不安への具体的なアドバイスを始め、利用できる福祉制度の紹介や転院・在宅医療への切換え手続きなど、社会的な側面から患者を支えます。

リンパ浮腫セラピスト

治療の影響でリンパ浮腫を生じている患者に対し、リンパドレナージュやマッサージなどを通じ、少しでも生活しやすい状態へと導きます。

ボランティア

全国の緩和ケア病棟には、地域のボランティアの方々が多く出入りしています。花壇の整理や季節ごとのイベント開催など、様々な活動を通じて患者の日常を彩るお手伝いをしています。

私たちクリニックC4は『がんをあきらめない』