がん末期でお悩みならクリニックC4。末期がん、多発転移でもクリニックC4のトモセラピーなら治療の可能性があります。

〒151-0062 東京都渋谷区元代々木町33番12号

癌が転移した場合の生存率は低いのでしょうか?

癌が転移した場合の生存率は低いのでしょうか?

トップページ >> 転移癌に関する記事一覧 >> 癌が転移した場合の生存率は低いのでしょうか?

癌が他の臓器に転移すると生存率はどのように変わるのでしょうか。
この記事では、癌の転移のプロセスやステージによる生存率の違い、そして5年生存率について解説します。

癌の転移とは:基本の理解

1. 転移の基本

癌の転移は、癌細胞が原発巣(がんが最初に発生した場所)から他の体の部位に広がる過程を指します。 癌の転移は、癌細胞が血液やリンパに入り込み、他の部位や臓器に達し、そこで増殖することによって起こります。 この転移のプロセスには、リンパ行性転移、血行性転移、播種性転移など、いくつかの異なる形態があります。

2. 転移のプロセス

癌の転移プロセスは複数の段階に分かれています。
初期段階では、癌細胞が原発巣で増殖し、周囲の組織に侵入します。
この段階では、細胞が周囲の組織に浸潤し、その場所に癌細胞が定着します。

続いて、癌細胞はリンパ管や血管を通じて体内を移動します。
この段階では、細胞がリンパ管や血管内に入り込み、体の他の部位へ移動することが特徴です。

最終段階では、細胞が新しい場所で定着し、増殖を開始して新たな腫瘍を形成します。
このプロセスは、癌細胞が新しい組織に適応し、そこで生存と増殖を続けます。

3. 再発と転移

再発は、癌の治療後に癌細胞が再び活動を始めることを指し、局所再発、領域再発、遠隔再発の3タイプがあります。
局所再発と領域再発は、最初に癌が発生した部位と同じ場所や近くの組織、リンパ節で癌が再発します。

一方で、遠隔再発は最初の癌の部位から離れた場所で起こります。
これは転移の一つとされており、癌細胞が血管やリンパ管の内部に入り込み、血液やリンパ液を通じて遠く離れた場所に移動し、そこで癌が再発することを指します。
遠隔再発は、癌細胞がさまざまな部位に転移している可能性も否定できない状態のため、再発部位のみをターゲットとした治療では不十分な場合があります。

癌の転移の生存率:数字で見る現実

癌の生存率は、ステージに大きく依存します。
ステージは癌の進行度を表し、転移の有無も考慮されます。

ステージ分類と転移の関連

癌のステージ分類は、癌の広がりや進行度を評価するために用いられます。
通常、ステージはIからIVまでの4段階に分けられ、ステージIVは癌が遠隔転移をしている状態を示します。
転移の有無や範囲は、治療計画を立てる上で重要な要素となり、ステージIVの癌は特に治療が難しく、患者への負担が大きい傾向があります。

このように、癌の転移に関しては、癌細胞の挙動、治療への影響、および患者の状態に密接に関連しています。

ステージ別の生存率

癌の進行段階はステージによって分類され、それぞれのステージにおける生存率は癌の部位や治療法によって大きく異なります。
以下に、一般的なステージ別の生存率についての概要を記載しますが、具体的な数値は癌の部位や患者の状態によって異なるため注意が必要です。

  1. **ステージⅠ**

    ステージⅠでは、癌は比較的初期であり、多くの癌において治療の成功率が高くなります。
    一部の癌種(乳癌、前立腺癌など)ではステージⅠの5年生存率が90%を超えることがあります。
  2. **ステージⅡ**

    ステージⅡの癌は、筋肉層を越えて拡大し、リンパ節への転移が若干見られる場合です。
    ステージⅡ大腸癌の5年実測生存率は82.6%で、癌の部位によって80%超えることがあります。
    具体的な数値は癌の部位によって異なり胃癌で約60.5%、腎臓癌で約73.5%となっています。
    治療は手術が基本で、抗癌剤治療や放射線療法も併用されることがあります。
  3. **ステージⅢ**

    ステージⅢの癌は、周辺組織に広がり、リンパ節に転移が見られる段階です。
    ステージⅢの大腸癌の5年実測生存率は79.1%とされていますが、これも癌の部位によって異なり、胃癌で約42.8%、腎臓癌で約65.6%となっています。
    治療には、可能であれば手術を行い、抗癌剤治療や放射線療法が積極的に併用されます。
  4. **ステージⅣ**

    ステージⅣの癌は離れた臓器にも転移し、治療が困難になる状態です。
    ステージⅣの大腸癌の5年実測生存率は21.8%とされていますが、特定の癌種では10%以下となることもあります。
    例えば、胃癌の場合は約5.7%、腎臓癌では約16.4%となっています。
    手術が困難な場合が多く、抗癌剤治療や放射線療法で癌の増殖を抑える治療が行われますが、症状を緩和させる対症療法に切り替わることもあります。

以上の情報は、癌の部位や個々の病状、治療法によって変わる可能性があるため、患者さんやその家族は医療提供者と綿密に相談することが重要です。
また、治療技術の進歩により生存率は変動する可能性がありますので、最新の情報を参照することも大切です。

参照元:国立がん研究センター

参照元:国立がん研究センター 5年生存率

5年生存率の意味

5年生存率は、治療から5年後に生存している患者の割合を示す指標です。
この数字は集団としての患者群を対象としたものであり、個々の患者の具体的な余命を示すものではありません。

また、5年生存率は治療法や医療技術の進歩により変化するため、最新の情報を得ることが重要です。
治療の進歩や個々の患者の状態を考慮した上で、担当医との相談を通じて治療方針を決定することが推奨されます。

癌の転移時の生存率は、癌の種類やステージによって大きく異なります。
したがって、正確な情報と専門医の助言を受けることが重要です。また、癌の早期発見と適切な治療が、生存率を高めるための鍵となります。

5年相対生存率は2011から2013年症例で、全部位の5年相対生存率は68.9%で少しずつ良くなっています。

参照元:国立がん研究センター

まとめ

  1. **癌の転移**

    癌細胞が原発巣から他の部位に移動し、新たな腫瘍を形成する状態。
  2. **転移のプロセス**

    癌細胞が原発巣で増殖後、リンパ管や血管を通じて体内を移動し、新たな場所で定着して増殖する。
  3. **5年生存率**

    治療から5年後に生存している患者の割合を示す指標を示し、治療法の進歩により改善傾向にある。

私たちクリニックC4は『がんをあきらめない』