がん末期でお悩みならクリニックC4。末期がん、多発転移でもクリニックC4のトモセラピーなら治療の可能性があります。
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厚生労働省の「2023年度 全国がん登録」の報告によると、小腸がんの年間罹患数は3,908人です。人口10万人あたりの粗罹患率は3.1と低く、「希少がん」に該当します。日本国内における情報は少ないため、「末期」と説明を受けて孤独や不安を感じている方もいらっしゃるでしょう。
本記事では、小腸がんの種類ごとに末期症状を解説しているほか、ステージ4と末期の違い、主な治療法や苦痛を和らげる緩和ケアなどについて詳しく解説しています。
参照元:厚生労働省「2023年 全国がん登録 罹患数・率 報告」【PDF】
がん情報サービスによると、小腸がんが発生する部位の割合は、およそ45%が十二指腸、35%が空腸、そして20%が回腸とバラバラです。
腫瘍ができる部位や、どの細胞からできたか(組織型)によって、末期症状が変わってきます。
参照元:がん情報サービス
小腸の内側にある粘膜から発生する腫瘍です。主に、胆汁や膵液などの消化液による化学的刺激を受けやすい小腸の入り口(十二指腸)で発生します。
主な末期症状
ホルモンを分泌する神経内分泌細胞から発生する腫瘍です。小腸の出口付近(回腸)における発生頻度が高い傾向にあります。
主な末期症状
粘膜の下にある筋肉の層(固有筋層)にある細胞から発生する肉腫の一種です。小腸では、「空腸」や「回腸」に発生すると言われています。
主な末期症状
小腸にあるリンパ組織から発生する血液のがんです。回腸には「パイエル板」と呼ばれるリンパ組織が集まっているため、悪性リンパ腫が発生しやすい傾向にあります。
主な末期症状
「末期」という言葉は、医学的に厳密に定められた一律の定義は存在しません。しかし、一般的にはがんの根治(完全に治し切ること)を目指す治療が難しくなった段階を指します。
「末期」とは、がんが「どこまで広がっているか(ステージ)」だけではなく、治療の見通しや患者さんの体力などを総合的に考慮して用いられる言葉です。
具体的には、延命を目的とした積極的な治療よりも、痛みやつらさを和らげること(QOL:生活の質)を重視する段階を指します。医師は、患者さんの気持ちや理解のスピードに合わせて慎重にこの状態を説明します。
がんが小腸から離れた臓器(肝臓、肺、腹膜など)やリンパ節に転移している状態を指す、がんの広がりによる医学的分類です。
ステージ4であっても、化学療法や分子標的薬によって進行を抑え、長期間自分らしい生活を送っている方もいます。逆に、ステージ4以外でも体力低下や他の疾患の影響で、積極的な治療が困難な「末期」と判断されることもあります。
末期の段階では、がんを取り除く根治治療よりも、患者さんの痛みや不快な症状を抑え、生活の質を守る「緩和的治療」が中心となります。
具体的な治療方法は、がんの種類(組織型)に加え、患者さんの日常生活がどの程度自立しているか、肝臓・腎臓で抗がん剤を代謝できるかなどを考慮したうえで決定します。
※適応は症例によるため、必ずしも上記の治療を行うわけではありません。
遺伝子検査(MSI検査)の結果、MSI-High(マイクロサテライト不安定性が高い)と判定された場合、免疫チェックポイント阻害薬(ペムブロリズマブ等)による免疫療法を実施する可能性があります。
これは、小腸がんがMSI-Highである確率(8.63%)が、一般的によく知られる大腸がん(3.78%)よりも約2倍以上高いためです。
参照元:PubMed
お腹の張りが強い場合、苦痛を取り除くための処置が行われます。利尿剤を使って体内の水分量を調整した後、お腹に針を刺して直接腹水を抜く腹腔穿刺を行い、圧迫感を一時的に解消するのが一般的です。
抜いた腹水からがん細胞などを除去し、必要なタンパク質だけを濃縮して血管に戻すKM-CART(腹水濾過濃縮再静脈注法)を行う場合もあります。
緩和ケアは末期患者だけの医療ではなく、診断時から受けられるサポートです。特に小腸がんのような希少がんは情報が少なく、患者さんやご家族の孤独感が深まりやすいため、不安やつらさを和らげる目的で「緩和ケア」を早期から取り入れると良いでしょう。
小腸がんは希少ながんであり、情報が少ないことに不安を感じるかもしれません。しかし、現代の医療にはそれぞれの種類(組織型)に応じた治療の選択肢があり、痛みや苦痛を取り除く緩和ケアの技術も確立されています。
末期の緩和ケアは決して「諦め」ではなく、最期までその人らしく、穏やかな時間を守るための医療です。一人で、あるいはご家族だけで抱え込まず、主治医やがん相談支援センター、緩和ケアチームを頼り、今の不安や希望を言葉にして伝えることから始めてみましょう。
私たちクリニックC4は『がんをあきらめない』