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大腸がんと肝転移の関係とは

大腸がんと肝転移の関係とは

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本記事では、大腸がんが肝転移した場合の治療法について解説します。
手術療法、薬物療法、放射線療法の各治療法の特徴や効果、患者への影響について分かりやすく説明します。

大腸がんの肝転移とは?

大腸がんの肝転移は大腸がんの進行に伴い、がん細胞が血液やリンパ管を通じて肝臓に移動し、肝臓でがん細胞が増殖した状態を指します。
肝臓は代謝や解毒を担う重要な臓器であるため、肝転移が発生すると体への影響は重大です。
肝転移は早期に発見されることもあれば、進行後に発見されることもあります。
主な治療方法は薬物療法や手術療法などで、患者の状態や転移の範囲に応じて選択されます。

検査の診断方法

大腸がんの肝転移を診断するためには、いくつかの検査方法が用いられます。

  1. 画像検査:超音波検査/CT検査/MRI/PET-CT(陽電子放出断層撮影)など
  2. 採血や採尿による検査:腫瘍マーカー検査(CEAやCA19-9)

画像検査として一般的なものは超音波検査やCTスキャンで、肝臓の状態を確認できます。
MRI検査は肝臓の正確な診断に非常に有効であり、転移の位置や大きさを正確に把握することができます。
また、CT検査や全身のがんを調べられるPET-CT(陽電子放出断層撮影)によって、転移の範囲や他の臓器への影響を詳しく調べます。
採血や採尿による腫瘍マーカー検査では、大腸がんや転移病変であればCEAやCA19-9が用いられます。高い値が示された場合、転移の可能性があります。

大腸がんの肝転移の治療法

肝転移した大腸がんは、手術による切除が可能かどうかで治療方針が大きく変わります。
それぞれの治療法について、以下で紹介します。

手術ができる場合

大腸がんが肝臓に転移した場合、どの部分にどれくらい転移巣があるのか、肝臓以外への転移はないかといった点が検討されます。
その際、手術ができるかどうかは以下のポイントで判断されます。

  1. 肝転移した部分をすべて切除可能か
  2. 手術後、肝臓の機能が生活に支障ないレベルで残せるか
  3. 患者が手術に耐えられる状態か

転移先が肝臓だけであっても、肝臓全体に肝転移が散らばっており、手術ではすべて取りきることが難しいと判断された場合には、薬物療法や熱凝固療法が検討されます。
また、手術以外の療法によって転移巣が小さくなった結果として手術が可能になることもあります。

手術ができない場合

手術による切除が難しい場合は、薬物療法と熱凝固療法が選択肢となります。
全身薬物療法は、肝臓以外にも転移がある場合や肝臓の転移が手術で取り切れない場合に行われます。全身に抗がん剤を投与することでがん細胞と戦います。
熱凝固療法は、転移部位が手術で取り切れない場合に行われることがあります。この方法では、皮膚の上から転移巣に向けて特殊な針を刺して電磁波を発生させ、がんを熱で凝固することで死滅させます。

他の臓器に転移した場合の治療法

大腸がんが他の臓器に転移した場合、転移先の臓器に応じた治療法が選択されます。
それぞれの転移には特有の治療法があり、患者の状態や転移の進行状況によって治療法が異なります。

脳転移

大腸がんの脳転移が確認された場合には迅速な対応が必要です。
脳転移の症状としては、麻痺、けいれん、頭痛、嘔吐などが挙げられます。
治療方法としては、主に放射線療法と手術療法が検討されます。
放射線療法には「ガンマナイフ」や「サイバーナイフ」といった局所的に高い精度で腫瘍を狙う方法があり、周囲の健康な脳組織への影響を最小限に抑えつつ、腫瘍を効果的に治療します。
また、腫瘍が小さく手術が可能な場合には、腫瘍を摘出することが検討されます。
一方、抗がん剤は脳に届きにくいため、薬物療法の役割は限定的ですが、全身の状態に応じて適用されることもあります。

骨転移

骨への転移が確認された場合は他の部位にも転移があることが多いため、薬物療法や放射線治療が主な治療として行われます。
体内で放射線治療ができるストロンチウムの注射や痛み止め、転移した骨への放射線治療など、痛みの緩和を重視した治療が行われます。

まとめ

早期発見が大切とされるがんですが、転移した場合でも同様です。
大腸がんが肝臓に転移した場合の治療法には手術療法や薬物療法、放射線療法などがあり、時にはこれらを組み合わせることもあります。
肝臓以外の臓器に転移した場合でも、部位や症状に合わせて適切な治療法が検討されます。
治療の方針に関して不安なことがあれば、担当医師へ相談することが大切です。

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