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当院の治療実績

免疫チェックポイント阻害剤治療(オプジーボ等)

医学の進歩により、癌の成り立ちや治療に関する多くの事実が分かってきました。
特に最近ではノーベル賞受賞となったオプジーボをはじめとするチェックポイント阻害剤を含む免疫療法が様々なメディアでとりあげられています。ではその実力はどのようなものでしょうか?

これらの治療法が有効となるには様々な前提が必要であることがわかっています。

  • その癌に特異的な傷害型細胞免疫が成立していること
  • 癌細胞が細胞傷害型免疫細胞を拒絶する様々な反応が無力化されていること
  • 細胞傷害型免疫細胞が疲弊することなく供給され、癌細胞を攻撃し続けること
  • (細胞傷害型免疫細胞が暴走して正常組織を攻撃することがないように制御されていること)

実は、強度変調照射などの高品位の放射線治療は癌組織を狙い撃ちし周辺の正常組織への影響を最小限に留めることができるため、上記の条件を満たすには最適の抗腫瘍治療法です。
このような放射線治療に引き続き再発を起こさないような補助治療をどのように選択していくことが望ましいかについて役に立つ情報を記載いたします。

チェックポイント阻害剤や各種免疫療法がどのような場合に有効なのかという視点でのQ/Aを示します。

  • 人の体の中で、癌をやっつける主役となる免疫細胞はなにか?
  • 高度に発達した免疫システムを持つ人では、免疫は大きく2つのシステムからなっています。自然免疫系と獲得免疫系の2つです。癌細胞を殺すのは、人の体の中では獲得免疫系であるTリンパ球です。そして、そのTリンパ球の中でも、癌細胞の情報をもった、いわゆる癌細胞特異的なキラーT細胞やヘルパーT細胞のみが、癌細胞をやっつける仕事をします。残念ながら、自然免疫系での仕事を主にするNK(ナチュラルキラー)細胞や、癌の情報を持たないTリンパ球をどれだけ増やして体に戻してもなんの効果も期待できません。αβとかγδとかいうTリンパ球の種類が重要なのではなく、Tリンパ球が癌細胞の情報を認識できるようになっているかが最も重要な問題なのです。
  • 「抗癌剤の標準治療と併用してください。そのほうが効果が上がります」というのは正しいことでしょうか?
  • 前述のように、免疫療法では癌細胞を殺すのは、Tリンパ球です。このTリンパ球の数が著明に減少するような多量の抗癌剤を投与すれば、免疫療法の効果はなくなってしまいます。ごく少量の抗癌剤を用いる休眠療法なら併用は可能かもしれませんが、リンパ球が減少しないかどうか、常にチェックしないといけません。「標準的な抗癌剤治療をしない場合には免疫療法の効果がどうなりますか?」とクリニックの医師にたずねてみると良いでしょう。自分の免疫療法の効果に自信があるなら、問題ないと答えるはずです。
  • オプジーボやヤーボイなどの免疫チェックポイント阻害剤で効果がでる条件とは?
  • Tリンパ球の細胞表面にある、PD-1とか、CTLA4などの免疫チェックポイントと呼ばれている分子は、Tリンパ球が暴走しないようにするための、いわば安全装置のようなもので、これを刺激されると、Tリンパ球は働きを止めてしまいます。これを専門用語で「免疫疲弊の誘導」と言いますが、免疫チェックポイント阻害剤はこれらの分子に結合して、Tリンパ球が疲弊するのを防ぐ働きがあります。つまり、免疫チェックポイント阻害剤はTリンパ球の働きを持続させることはできますが、癌細胞そのものに効果があるのではありません。そして、そもそも、癌細胞の情報を持たないTリンパ球は癌細胞を認識できず、癌細胞を殺すことはできません。
    つまり、免疫チェックポイント阻害剤が効果を発揮するためには、まずは、癌細胞の情報を持ったTリンパ球の存在が必要なのです。逆に言うと、癌の情報がしっかりとTリンパ球に伝わっていなければ、免疫チェクポイント阻害剤はなんの働きもしないと言っても良いくらいです。
  • 癌の情報をリンパ球に伝えることができるのは樹状細胞だと聞きましたが、樹状細胞ワクチンはすでに世界的にはそれほど効果がないと言われています。本当のところはどうなのでしょうか?
  • 癌細胞の情報をTリンパ球に伝えることができる主な細胞は、樹状細胞です。しかし今現在のほとんどの免疫治療をしているクリニックでは、樹状細胞を使っていても生の癌細胞の情報をTリンパ球に伝える事に成功していません。これでは、免疫療法を悪く言う人が多くても仕方が無いと言えます。しかし、この樹状細胞を使って癌細胞の情報を高い確率でリンパ球に伝えることができる方法はあるのです。
  • 癌細胞の目印となる「癌抗原」を人工的に作成し、これに対する免疫をつけることで癌細胞をやっつけるということをよく目にしますが、実際のところ、効果はどうなのでしょうか?
  • 残念ながら、固形腫瘍は一つの種類の癌細胞でできているのではなく、多種多様な細胞のハイブリッド型となっているので、人工的に作成した「癌抗原」でそれら全てに対応することはほとんど不可能と言って良いでしょう。たとえ一つの癌抗原がヒットしたとしても異なるクローンを持った別の癌組織には効果が望めません。
  • それでは、癌細胞の情報がリンパ球に伝わり、免疫チェックポイント阻害剤を使用すれば、たちどころに癌細胞は消えていくのでしょうか?
  • 固形腫瘍、特に進行した癌の治療はそんなに甘くありません。癌細胞を攻撃できるリンパ球を誘導し、その効果を持続させることは進行癌と戦う大前提と言っても良いくらいです。免疫チェックポイント阻害剤だけではなく、Tリンパ球を元気にするために、全身状態をあらゆる角度からチェックし、免疫反応が適切に起こるように健康管理をしなければなりません。(腸内細菌のバランス、糖尿病などの代謝異常、酸化ストレスなど、これらの管理が不十分であると、治療効果も不十分になります)
    そしてさらには、癌細胞が腫瘍のかたまりを作っている、いわゆる、癌微小環境と呼ばれる場所(Tリンパ球にとっては戦場となるところ)では、Tリンパ球の攻撃を無効にしようと様々は障壁が立ちはだかっています。これらの障壁を如何にして取り除いていくかということも、非常に重要なことです。各種固形癌の専門家、免疫の学者や医療者のみでは、患者全身状態の管理を行うのはいかに困難なのかがよくわかります。

私たちクリニックC4は『がんをあきらめない』

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